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1984年8月 西穂高岳の入り口まで、そして松電のバスのバイト

メモ:
(山の記録ではなくて、青春の一ページになってしまいました)

夏休みの
アルバイトを、求人雑誌で見つけました。
避暑しながら、お金も稼いで、ただで登山バスに乗れる! こんなおいしい話があります?
即、応募!

電話して履歴書か何か送って、夏休みが始まったら、すぐに登山ザックに荷物を詰めてバス会社の事務所に。

全国各地から来てましたよ、面白い奴が。

そんなわけで、山小屋より汚い?
寮に寝泊りする、なんとも楽しい夏休みが始まったわけであります。

やったー!全路線、タダで乗れる(はず・・記憶にないが、パスを貸与されたか?)

 

 

あれ、そうそう山の話でしたね。

(写真見ると、西穂の入り口まで行ったようです)

結局山に登ったのは、この王が頭だけ。

記録を見ると、運動不足で息が切れるとか、ろくに補給も持たずに歩いたのか、腹が減ったとか・・通過時刻の記録さえ、ない。

夜な夜な、安い酒を飲みながら、面白くも下らない?真剣な?論議(例:天皇制の是非・・)をしていたので、寝不足だったかもしれません。
いろいろ世話やいてくれた硬派のI君(慶應義塾)とは一番話が合いました。東京に戻ってからも何度かあいました。

たぶん、似たような若い男たちが集まっていたんでしょう。
仲間との思い出はかけがえのないものです。

仲間はだいたい、休みの日は一日寝てる奴が多いと記録にあります。

「山に行くなんて暗い」といわれた、という記述もあります。
バイトが終ればフリーの時間、夜の街に繰り出して、面白おかしく過ごしていた人もいたようですが、私自身は一日4000円のバイト代をしっかり貯めるつもりでいたので、夜はおとなしくして?おりました。そうです、東京に戻ったら、ミニコンポを買って音楽を聴こう。そう決めていたんです。


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